12月3日(月)、赤岩所長及び渡邉所長補佐が、クイーンズランド州にあるウェラーズヒル州立学校を訪問しました。同校は、日本語教育が盛んなクイーンズランド州において、特に日本語教育に力を入れている学校として名を馳せており、イマージョン・プログラムと呼ばれるバイリンガル言語教育法により、数学や理科といった科目の授業も日本語で行っています。日本語を使用する授業は時間帯で区切られており、例えば1日の前半は日本語、後半は英語といったように、日本語と英語を半分ずつ使い分けています。同校でこのプログラムが始まったのは2014年ですが、そのとき1年生だった同プログラムの最初の生徒は、まもなく最高学年である6年生になろうとしており、授業内では流ちょうな日本語で教師や他の生徒たちとやりとりをしています。彼らが将来、JETプログラムや様々な文化交流等を通じて、日本との懸け橋として活躍してくれることを期待しています。