ニューサウスウェールズ州リズモー市で、ジェニー・ダウル元リズモー市長の旭日小綬章受章伝達式が行われ、在シドニー総領事館の竹若総領事からダウル氏へ勲章が伝達されました。
ダウル氏は、姉妹都市交流の推進を通じた日豪間の友好親善の促進に寄与した功績が認められ、平成30年秋の外国人叙勲で旭日小綬章を受章することとなりました。
リズモー市と奈良県大和高田市は、1963年8月に日豪間で初めて姉妹都市を提携した地方自治体であり、日豪間の緊密な姉妹都市関係の象徴的な存在です。
2013年には、両市が姉妹都市関係を提携して50周年の節目を迎えましたが、それを記念し、ダウル元市長が中心となって日本文化を市民に紹介する「大和高田デー」が催されました。この「大和高田デー」をきっかけに、学生の相互派遣プログラムが再開されました。
式典にはケビン・ホーガン連邦議会議員、アイザック・スミス市長はじめ30名以上の関係者が出席し、ダウル氏の受章を祝いました。竹若総領事が同氏の功績を詳しく紹介し、スミス市長はじめ関係者が祝辞を述べました。
今回の式典に参加し、ダウル氏及び両市の姉妹都市関係に携わる方々からお話を伺うことができ、両市の素晴らしい友好関係がこうした方々の努力により成り立っていることを改めて認識しました。
両市が姉妹都市提携50周年を迎えた際には、クレアシドニー事務所も日豪姉妹都市50周年記念フォーラム(2013 CLAIR Forum)を開催しました。
両市の素晴らしい友好関係がさらに深まっていくよう、クレアシドニー事務所は継続的に支援を行ってまいります。