3月4日(月)、佐々木所長補佐とキャロル・チェン調査員が、ニューサウスウェールズ大学で日本語を専攻する学生向けに講義を行いました。この講義は、同大学の橋本友見子教授から依頼を受けて実施したもので、当日は約30名の学生を相手に日本語で講義をしました。佐々木所長補佐は、出身地の青森県十和田市で話される「南部弁」と青森県津軽地方で話される「津軽弁」の比較を通じて日本語の多様性について説明し、学生たちは、これまで学んできた「標準語」との大きな違いに驚いていました。
また、ニューサウスウェールズ大学出身で、学生たちの先輩にあたるキャロル・チェン調査員は、日本への留学とJETプログラムへの参加等を通じたこれまでの日本語学習の経験についてプレゼンテーションを行い、日本語と関わり続ける先輩の経験談を聞いた学生たちからは、JETプログラムにおける日本の市役所での業務等についての質問がなされました。
今回の講義をきっかけに、学生が日本により興味を持ってくれることを願っております。