3月26日から29日にかけて、名古屋市の中学生18名が湿地提携先であるビクトリア州ジロング市を訪問し、当事務所は事前の日程調整、視察先の情報提供のほか、同行支援を行いました。
中学生たちは、セレンディップ野生生物保護区、ブリームリービーチ、ジラリンガ野生生物公園を訪れ、同市内の湿地等に生息する渡り鳥や生物を観察し、豪州の自然を体感しました。中学生たちはまた、ジロング市役所を表敬訪問し、ブルース・ハーウッド市長と職員に向けて、名古屋市にあるラムサール条約登録湿地である藤前干潟保全の取り組みをはじめ、文化・食について紹介し、親善大使としての役目を立派に果たしました。同市長は貴重な自然環境を保護する大切さについて、中学生に語りました。その後、クイーンズクリフ海洋発見センターを見学し、クイーンズクリフ小学校を訪問し交流しました。市役所と同様に発表を行った後、現地の小学生と共に、ラムサール条約登録湿地のスワンベイ干潟を散策しながら生物を観察し、互いに交流を深め、生徒は雄大なオーストラリア大陸の魅力だけでなく、オーストラリアの文化や生活などにも触れることができました。当事務所は、引き続き名古屋市とジロング市の交流を支援していきます。