名古屋市職員がシドニーで多文化共生研修(10月29日~30日)

名古屋市職員2名が、シドニーで多文化共生研修を行いました。
当事務所を訪問した後、シドニー郊外のウィロビー市にある多文化ワンストップ支援および情報センター(MOSAIC)やチャッツウッド図書館を視察し、シドニー市役所を訪問しました。
MOSAICでは、コーディネーターのサン氏から施設について説明を受けました。この施設は、地域のたくさんのボランティアによって運営されていて、移民の方のための施設であるだけでなく、すべての方々にとって居心地の良い居場所作りができていることを学びました。
チャッツウッド図書館では、多文化サービス図書館員のビビアン氏から図書館での多文化サービスの取組について説明を受けました。住民にとって身近な施設である図書館で英語教室が行われていることや、様々な言語での検索可能なサービスがあるなど、いろいろな人たちを受け入れる姿勢がとられていることを学びました。
シドニー市役所では、シニアソーシャルプログラムオフィサーのスザンナ氏からシドニー市における多文化主義施策の説明を受けました。シドニー市では、移民を支援の対象と思っているだけではなく、将来的に地域に貢献してくれる人々と捉えていることや市役所が地域のコミュニティとの関わりを積極的に行うことで信頼関係作りを行っていることを学びました。
シドニー事務所は、訪問先のアポイントメントの取得や訪問先への同行を行いました。今回、名古屋市から派遣された職員2名は、各訪問先で多文化共生について学ぶことができ、今後、名古屋市の多文化共生施策に研修の成果が反映されることが期待されます。

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カテゴリー: Monthly Reports