9月16日(月)にシドニーにて、9月19日(木)にメルボルンにて、それぞれ、和歌山県の関係者が和歌山県産品のPR活動を展開しました。昨年、日本からオーストラリアに初めて輸入された和歌山県産柿をはじめ、特産品の梅干、山椒やお酢などを使用した料理がふるまわれ、来場者は舌鼓を打ちました。また、伝統的な発酵調味料である「ひしお」がオーストラリアの国民食であるベジマイトの味に似ていることや、梅酒が、デザートワインのような甘いものからウィスキーのような味わいのものまであることに、来場者は驚いていました。和歌山県が果樹王国であることから、桃やミカンのジュースも紹介され、その濃厚な味わいや香りに来場者は感激していました。また、食それ自体だけでなく、和歌山県湯浅町が醤油発祥の地であることなど、これまでオーストラリアで知られていなかった食にまつわる知識や梅の栽培方法も関心を集めました。メルボルンの会場には、松永一義在メルボルン日本国総領事もお越しになり、和歌山の食や観光地としての魅力を紹介するスピーチを行いました。
和歌山県庁から派遣されているクレアシドニー事務所の職員は、JA紀北かわかみと和歌山県のブースで柿のPRの支援をしました。クレアシドニー事務所は、今後とも、オーストラリア及びニュージーランドで地場産品のプロモーションを行う日本の自治体の支援を行ってまいります。