11月13日、埼玉県と同物産協会は「ジャパン・フード&ドリング・プロフェッショナル・エキスポ 2017」をシドニーの寿司割烹で開催し、当事務所は当日のイベント支援や開催に係る物資の受取り等の支援を行いました。
埼玉県は当地域の県産品輸出拡大を図るため3年前からPRを続けており、今年は食のテーマに絞り、イベントを開催しました。昼の商談会には県内10事業者が自社食品をPRし、「日本酒の販売促進」や「焼き鳥の串打ち体験」等のワークショップが併せて行われ、飲食業界関係者を中心に約110人が訪れました。また、ディナーでは埼玉県の地酒や地ビールに出品された商品を使った特別メニューが参加者に振舞われました。
イベント内容の趣向を変え、地元のレストランや流通業界関係者を中心とした募集に力を入れたようです。商談会の参加者は特にオーナーやシェフの割合が高く、県の担当者は「商品を直接使う側の視点で要望や指摘などが得られ、有益な情報交換ができた」と昨年以上の手ごたえを得られた様子でした。取引につながりそうな話もいくつか出ているそうです。今後は、この成果をフィードバックして一層の輸出拡大につなげていくと共に、輸出に意欲のある県内企業の掘り起こしも図っていきたいとのことでしたので、当事務所でも埼玉県の活動を引き続き支援していきます。