6月22日(金)、本年姉妹都市提携55周年を迎える大和高田市(奈良県)とリズモー市(ニューサウスウェールズ州)の記念レセプションが開催されました1963年8月7日に締結された両市の姉妹都市関係は、日豪間における最初の姉妹都市提携であり、今年90歳になられるグリン神父の多大なる支援の下に結ばれました。
記念レセプションには大和高田市から吉田誠克市長、泉尾安廣市議会議長ら市関係者及び大和高田・リズモー都市友好協会関係者が参加し、リズモー市からもスミス市長やダウエル前市長(姉妹都市提携50周年の時の市長)ら約30名の職員、関係者が出席しました。クレアは在シドニー総領事館関係者とともに本レセプションに参加しました。
吉田市長から、大和高田市とリズモー市では学生交流を毎年実施しており、さらに新しいことに取り組みたいと50周年記念でリズモー市を訪れた際に話をしたが、現在では、大和高田・リズモー都市友好協会で子供向け(4歳から9歳を対象)の英語教室が開催されていること、リズモー市との交流に関し、日本の外務大臣表彰を受けたこと、また、2023年に60周年を迎える際には大和高田市においてリズモー市関係者をお迎えしたい旨、話がありました。
その後、スミス市長から、訪問団のリズモー市訪問を歓迎すること、これから大和高田市からの交流学生を受け入れる時期であり非常に楽しみであること、また2023年には60周年式典参加のため大和高田市を訪問したい旨、話がありました。
翌日(23日)は年に1度当地で開催されているランタンパレードに参加しました。リズモー市では大和高田市訪問団の来訪に合わせ、大和高田市のマスコットキャラクターである「みくちゃん」のランタンを制作しました。また当日は、過去に大和高田市に交流学生として来日した青年らも一緒になり、関係者がパレードを行いました。沿道には三重にも四重にもなるくらい多くの人が詰めかけるとともに、日本から参加している大和高田市関係者に対しては、一層大きな声援が送られました。日本語で挨拶をして下さる市民の方もたくさんおり、当地において大和高田市又は日本との関係が良好で根付いていることを実感することができました。パレードには、堀井巌外務大臣政務官も駆け付け、終了後に行われた懇親会においてスピーチをされました。
今後も異なる文化を理解し経験することができる、良い友好関係が続くことを期待しています。