慶応義塾大学塩原教授への現地調査への同行支援(3月5~6,11~17日)

慶応大学法学部塩原教授のオーストラリアにおける難民の子ども達に対する社会環境調査に対する活動支援を行い、オーストラリア連邦移民省(DIAC)、NSW Department of Family and Community Services、NSW Department of Education and Communities、Community Relations Commission for a multicultural NSW及びVillawood Immigration Detention Centre(連邦政府の難民収容施設)等を訪問しました。

今回の同行支援を通じて得られたネットワークは、今年度実施予定の多文化共生セミナープログラムのために活用していく予定です。
なお、訪問先の概要は、次のとおりです。

①  オーストラリア連邦移民省(DIAC)
・各部(人道プログラム部、コミュニティ収容プログラム部、収容所サービス部、多文化プログラム部)において亡命者・難民に対する連邦政府施策を実施。

②  NSW Department of Family and Community Services
・子どもの権利条約、児童虐待の防止、児童養護制度{じどう ようご せいど}の管理、養子縁組サービスなどを行うNSW州政府機関。

③  The House of Welcome
・飛行機で入国した難民申請者に対応しているNPO。

④    Community Relations Commission for a multicultural NSW
・NSW州における多文化主義政策全般を担当し、通訳・翻訳サービスのほか、州内の行政が多文化サービスを適切に行うための監査などを実施。

⑤    NSW Department of Education and Communities (DEC)
・NSW州における公立小中高等学校を管轄し、公立・私立学校の指導要領を始め、様々な教育関連事業を行いつつ、移民・難民の子ども達に対する校内サポートを支援。

⑥    Refugee Council of Australia(RCOA)
・800以上のメンバー(企業・NPO・個人)で構成され、難民に対する人道的・合法的な政策を振興するためのNPO。

⑦    Villawood Immigration Detention Centre
・亡命希望者、不法入国者等の収容施設。収容人数394名に対し、職員60名、民間警備会社職員120名程度で運営。施設は、収容者の男女別、世帯・単身別に分けられているほか、収容者の性格などによって、ハイリスク・ミディアムリスク・ロウリスクの各居住区に分けられている。

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  •  環境問題への取組を調査するため、7月下旬~8月上旬にかけて滋賀県立彦根工業高等学校の高校生1名および引率者1名がオーストラリアを訪問し、クレアシドニー事務所は、7月29日にはオーストラリアの概要(文化、風習等)についてブリーフィングを実施し、7月31日にはブリスベンの訪問先企業へのアテンド行いました。

    ブリスベンの訪問先においては、カーボンニュートラルの観点から、カギケノリという海藻を用いて畜産動物が排出するメタンガスを減少させる取り組みについての情報を得ることができました。生徒が、将来は自らも環境のための取り組みを実施したいとの思いから、積極的にミーティングに臨んでいる姿が印象的でした。

    当事務所は今回、ブリーフィング及びアテンドのほか、ブリスベンの訪問先企業に対するアポイントメント取得のサポートも行いました。
     クレアシドニー事務所は、今後もオーストラリアでの調査に取り組む日本の自治体の活動を支援していきます。

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  •  名古屋市とシドニー市の姉妹都市交流は、2025年に45周年を迎えます。11月24日(金)には、豪州多文化主義政策交流プログラム(11月27日から12月2日まで)参加にあわせて渡豪した名古屋市職員がシドニー市役所を訪問しました。
     両市の姉妹動物園(タロンガ動物園と東山動物園)の交流の状況や名古屋市における国際交流についての情報共有に加えて、2023年12月に予定されている松雄副市長のシドニー市訪問の事前打ち合わせが行われ、クレアシドニー事務所はこの訪問をアテンドしました。
     節目の年を2年後に控え、両市の交流がさらに活発になるよう、クレアシドニー事務所は引き続き支援して参ります。