高知県シンガポール事務所職員が来豪し、豪州の市場調査を行った結果、豪州市場は将来性があり今後の販路拡大の可能性を感じられたようです。
高知県は海外市場での販路拡大に力を入れており、既に中国・シンガポール・フランス等に向けて高知県の特産品である柚子の輸出を行っています。
今回の調査では、シドニーとメルボルンの日本食品輸入業者への訪問や大手小売店等での市場調査を行いました。日本食品輸入業者の方からは、豪州における日本食事情、輸入規制等、今後の販路拡大に向けて参考となる点や障害となる点等についての話をお伺いすることができました。
オーストラリアは輸入規制が非常厳しく、輸入コストも高くなります。しかし、豪州は過去20年間経済成長を続けており、その結果の物価高により、逆に購買力が強くなり、高くても良いものであれば購入する傾向が見られます。
次年度以降、高知県はオーストラリアにおいて特産品の販路開拓を積極的に行う予定であり、当事務所としても引き続き支援をしてまいります。