3月13日(土)、キャンベラ・ナラ・ピースパークにおいて、JETAA(元JET参加者の会)キャンベラ支部、キャンベラジャパンクラブ、豪日協会ACT(首都特別地域)が共同で東日本大震災十周年の集いを開催し、クレアシドニー事務所職員などが参加しました。この3団体においては、毎年この時期に東日本大震災追悼慰霊の集いを開催しており、今回の集いは、震災後10年の節目ということで規模を大きくして開催されたものです。
当日は、山上駐オーストラリア大使をはじめとする方々からのスピーチの中で、東日本大震災の被災地とキャンベラの間における活発な交流状況の紹介などがなされ、その後、日本語を学ぶ子供たちが日本語の詩と歌を披露し、多くの人々が耳を傾けました。そして、公園に設置されている平和の鐘が鳴らされ、全員で黙とうを捧げました。
この他にも、東日本大震災で親を亡くした生徒をキャンベラに招待し、約2週間、オーストラリアでの生活を体験してもらう「Tohoku Youth Program」を、2012年から豪日協会ACTが中心となって実施するなど、キャンベラでは、日豪間でつらい経験も共有し、心に寄り添う交流がつづけられています。