11月18日(月)から23日(土)までの日程で、「豪州多文化主義政策交流プログラム」をメルボルンにて開催しました。
このプログラムは、自治体職員及び地域国際化協会職員等が、全人口の約3割が海外生まれという豪州における多文化主義政策や先進的な取り組みを実地で学び、日本における多文化共生施策の企画立案等に役立ててもらうことを目的に毎年開催しているものです。
今年は全国から11人が参加し、ビクトリア州政府、メルトン市などの政府機関、学校、NPO、病院、メルボルン都市消防局など合計10の機関を訪問し、それぞれの先進的な取り組み事例を学びました。
本プログラムにおいては、意見交換の場などを通じて、参加者は、各機関の職員からホームページ等では得られない生の情報を得ることができ、外国人住民が増えてきている日本の自治体等における多文化共生施策の企画立案等の参考になったと数多くの反響をいただきました。
クレアシドニー事務所は、引き続き多文化主義が社会に根付くオーストラリアにおける取組について知見を深めていくとともに、得られた知見を日本の地方自治体への活動支援等に活かし、多文化共生のまちづくりを支援していきます。