9月5日(木)、豪日協会ニューサウスウェールズが主催するCowra Voices発表会が、国際交流基金シドニー日本文化センターで開催されました。
Cowra Voicesは、カウラ・ブレイクアウト75周年事業の一環で、有志の方々により制作されたアプリ(アプリケーション)です。カウラ市における戦後の和解や平和に向けての他に類をみない歴史や、捕虜収容所跡地などカウラ市内の歴史的に重要な場所・史跡の解説を、カウラ市関係者によるナレーションや写真によって理解することができます。
カウラの日本人戦没者等墓地には、私の派遣元である高知県の戦没者が一番多く埋葬されており、15名の方が眠っているという話を発表会の後に聞き、感極まるものがありました。アプリを片手に家族でカウラの地を再訪し、まだ小さな息子たちにその歴史を語り継いでいきます。