10月15日、JFCニュージーランドが主催する飲食店関係者や一般消費者向けの食品展示会「Food & Sake Expo」がオークランド市で開催され、当事務所は青森県のブース運営を支援しました。
青森県ブースは、県産米やりんごジュース、イカやホタテの水産加工品等県内企業５社12アイテムを試食提供しました。このため、当日の資材搬入からブース設営、試食品の準備や商品説明等のサポートをしました。
主催者側によると、イベント告知をテレビやラジオで大々的に流したそうで、会場には非常に多くの来場者が訪れました。青森県ブースも試食を求める来場者が列をなすほどで、終了時間前に試食用サンプルが底をつくほどの盛況ぶりでした。
ニュージーランドでは日本産の食品の流通はまだ少なく、試食品を頬張り破顔する様子からも潜在的な需要は低くないことがうかがえました。現に各ブースの商品をその場で購入できるJFCブースでは、多くの方が商品を買い求めていました。
私自身は昨年の同イベントでも青森県の活動支援をさせていただいたのですが、県の担当者によると、オセアニア地域に対する食品輸出が伸びており、今後もこのようなPRに力を入れていく方針とのことです。青森から参加した企業の担当者も確かな手ごたえを感じていらっしゃったようです。
今回の支援を通じ、ニュージーランドにおいても日本産食品に対する飲食店関係者からの引き合いや一般消費者から需要の高さを確認することができまし、こうした現場の状況を広く自治体に発信していきます。
