クイーンズランド州ゴールドコーストで開催されたコモンウェルスゲームズの調査のため、大会の運営等について調査・視察するためのスタディーツアーに、4月10日から15日までの間参加してきました。
本プログラムは、主催するコモンウェルスゲームズフェデレーションズが大会運営に関するノウハウを共有するものとして実施されているもので、コモンウェルスゲームズの次回開催(2022年)都市として決定しているイギリス・バーミンガムの関係者をはじめ、本年10月にインドネシアで開催されるアジア大会の関係者等も、大規模スポーツ競技大会の視察として訪れていました。当方が参加した日程では、広報やマーケティング、中継等に係る分野についての内容や、各会場で働くボランティア等のスタッフと会場における案内、食事、ゴミ、セキュリティ対策等の分野の説明を受けることができました。また、現地に行ったことで特に印象的だったのは、この大会に携わっているスタッフが同じユニフォームをまとい、会場周辺やゴールドコーストの市街地に多く見られ、大会が開催されていることがよくわかり、盛り上がっているような印象を受けたことです。これは、一目でスタッフとわかるので、観光客、大会関係者に関わらず、その場面に応じた問い合わせを容易に感じさせる効果もあったと考えます。
調査結果は、日本の自治体関係者の参考となるよう、日本語でレポートにまとめて公表する予定です。