1月16日(木)、クレアシドニー事務所職員が、西オーストラリア州のサウスパース市のCEOのジェフ・グラスさんのもとを訪問しました。ジェフ・グラスさんは、クレアが2月3日から12日まで東京と宮崎県都城市で主催した海外自治体幹部交流協力セミナーに、オーストラリアとニュージーランドから参加した5人の地方自治関係者の1人で、この5人の訪問団のリーダーを務められました。
今回のサウスパース市への訪問にあたっては、ジェフ・グラスさんに、サウスパース市が誇る①自動運転電気ミニバスの公道運転試験場、②苗木育成施設、③歴史的価値の高い風車製粉小屋を案内していただきました。
①自動運転電気ミニバスは、西オーストラリア州ロイヤルオートモーティブクラブが、サウスパース市と西オーストラリア州政府の協力のもと、サウスパース市で公道運転試験を行っているものです。②苗木育成施設では、広島で被爆したイチョウの種が発芽した苗木や、サウスパース市地域固有の植物などを育てています。③風車製粉小屋は、西オーストラリア植民地時代の1835年に建造され、サウスパース市のランドマークともなる歴史的価値が高い建造物です。
クレアシドニー事務所職員は、今回の訪問で、サウスパース市の先進的な取り組みを学ぶことができました。ジェフ・グラスさんをはじめとする5人の訪問団が、東京と宮崎県都城市で、日本の数多くの地方自治関係者と有益な時間を過ごし、多くを学んでくれたことと思います。クレアシドニー事務所は、海外自治体幹部交流協力セミナーへの参加者とのネットワークを引き続き維持し、優れた関係を構築してまいります。