1月18日(月)から22日(金)までの間、髙橋所長補佐がニューサウスウェールズ州タムワース市でインターンシップを行いました。タムワース市は、今年は残念ながら中止となってしまったカントリーミュージックフェスティバルが、毎年この時期に開催されていることで有名です。また、タムワース市は青森県三戸町と姉妹都市関係にあり、両市の間で活発に交流が行われています。
タムワース市滞在中は、Waste & Resource Recovery ManagerのMorné Hattingh氏とSenior Environmental OfficerのSamuel Swain氏から、タムワース市における廃棄物処理行政について話をうかがいました。タムワース市内の埋立処理場などの廃棄物処理施設の見学も行い、オーストラリアの地方自治体による廃棄物処理の現場を学ぶことができました。また、タムワース市は空港を所有しているため、その利活用方策についてブリーフィングを受けたほか、観光振興のためのPR戦略、産業振興のためのインフラ整備の戦略、タムワース市役所のガバナンスに関する説明など、当地の地方自治体業務を多方面から学ぶことができました。
今回、COVID-19パンデミックが収まりきっていない中、インターンシップを快く受け入れてくださったAnna Russell氏とJohn Sommerlad氏をはじめ、準備時間が限られていたにもかかわらず、インターンシップのスケジュールを考え、調整してくださったKatie Alchin氏、また、お忙しい中、ご対応いただいた全ての職員の皆様に心から感謝申し上げます。