ニュージーランド・インバーカーギル市で開催されたSCNZ総会等に出席し、姉妹都市関係者と意見交換を行うとともに、ブースを出展し日本の地方自治体の観光情報などを発信しました。
総会とフォーラムディスカッションでは、ニュージーランドの地方および中央政府機関、市長、姉妹都市関係者など様々な立場から、多くの課題を喚起する講演と発表が行われました。参加者は、姉妹都市の成果や課題の解決策、姉妹都市関係を通じた地域間交流の更なる発展のための提案や、多文化共生などについて話し合い、活発な意見交換が行われました。世界的に大都市への定住を志向する人々が多くなっている昨今、ニュージーランドでも地方の農村地域の経済と社会的構造を維持するために、地方への移住を奨励し移住者を定着させることがとても重要な課題となっています。
総会では、山田次長がクレアの概要と活動内容、日本とニュージーランドの姉妹都市や姉妹校の状況、名古屋市における多文化共生の取組みなどを発表しました。参加者は、同国にとって、日本が最大の姉妹都市相手国であり、特に若者の交流が活発であることについて関心を持っていました。
また、開催地のインバーカーギル市と長年にわたり姉妹都市交流を続けている富岡清熊谷市長が挨拶し、日本とニュージーランドの強いつながりをあらためて認識しました。