12月10日(火)から12日(木)にかけて、谷本所長補佐がニュージーランドのロトルアにあるファカレワレワ森林の調査を行いました。 ファカレワレワ森林は、市民のレクリエーションの場、具体的には、ウォーキングやマウンテンバイクなどのフィールドとして親しまれています。また、巨大なセコイアの樹木を利用したツリーウォークが整備され、多くの観光客が訪れています。この森林の面積は広大で5,600ha以上に及びます。マウンテンバイクコースの総延長距離は約130kmにもなります。 日本とニュージーランドの森林政策が異なる中で、今回の調査は、ロトルアにある林業研究機関サイオンのリチャード博士の協力を得て実現したもので、森林レクリエーションに関する多くの情報を収集することができました。この森林がどのように市民や旅行者に親しまれているか、日本の市町村が市町村森林整備計画を策定する際の参考となるよう、今後、クレアレポートとしてまとめ、その後、公表します。