メルボルンでの多文化助成金事業の調査(2月4日、5日)

2月4日(火)から5日(水)にかけて、佐々木所長補佐が、オーストラリアにおける多文化コミュニティに対する助成金事業の調査のため、メルボルンを訪問しました。

まず、ビクトリア州政府首相・内閣府多文化共生部を訪問し、助成金事業担当のLiz Lim氏より、州政府の州内多文化コミュニティに対する各種助成金事業の概要、運営体制、課題などについて話を伺いました。同部では、多くの多文化コミュニティに対する助成を行っており、途切れることなく常に何らかの助成金の申請者を募集しているとのことでした。オンライン申請などで審査事務の効率化に努めてはいるものの、システムが全ての書類等をチェックしてくれるわけではないため、よりよいシステムの導入が今後の課題とのことでした。

次に、メルボルン中心部から北西に約35キロに位置するメルトン市を訪問し、助成金事業担当のAlexandra Maggi氏からメルトン市の助成金事業について話を伺いました。同市のCommunity Partnership Programという助成金は、文化的、宗教的、社会的に異なる背景を持つ2つ以上のコミュニティが協働して行うプロジェクト等に対して助成するものであり、異なる背景を持つコミュニティ同士の理解の促進を目的としています。この助成金の特徴は、メルトン市の担当職員がコミュニティグループに対して、財政支援だけでなく、例えば、イベントの計画策定や開催に至るまで継続して支援を行うことです。こうしたサポートを通じてコミュニティ団体の能力向上に努めているとのことでした。

これら調査の詳細は、日本の地方自治体の多文化共生施策の参考となるよう、今後、クレアレポートとしてまとめ、その後、公表します。

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カテゴリー: Multiculturalism

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  •  12月3~13日、福岡県水泳連盟の選抜選手8名がNSW州を訪問し、現地の学校との合同練習とNSW州の大会に参加しました。
     
     合同練習では現地の選手との交流を深め、大会では福岡県の選手たちが数々のメダルを獲得する素晴らしい成果を収めました。
     
     本訪問は、2023年12月に福岡県・福岡県水泳連盟・NSW州水泳連盟の3者で締結されたMOUに基づく取り組みです。
     
     クレアシドニー事務所は、福岡県からの依頼を受け、一部行程の同行などのサポートを行いました。今後も、福岡県とNSW州のスポーツ交流がさらに進展するよう、引き続き、支援してまいります。
     
     選手の皆さん、監督、コーチ、同行された職員の皆さん、本当にお疲れさまでした!
     
     
     
     
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  •  環境問題への取組を調査するため、7月下旬~8月上旬にかけて滋賀県立彦根工業高等学校の高校生1名および引率者1名がオーストラリアを訪問し、クレアシドニー事務所は、7月29日にはオーストラリアの概要(文化、風習等)についてブリーフィングを実施し、7月31日にはブリスベンの訪問先企業へのアテンド行いました。

    ブリスベンの訪問先においては、カーボンニュートラルの観点から、カギケノリという海藻を用いて畜産動物が排出するメタンガスを減少させる取り組みについての情報を得ることができました。生徒が、将来は自らも環境のための取り組みを実施したいとの思いから、積極的にミーティングに臨んでいる姿が印象的でした。

    当事務所は今回、ブリーフィング及びアテンドのほか、ブリスベンの訪問先企業に対するアポイントメント取得のサポートも行いました。
     クレアシドニー事務所は、今後もオーストラリアでの調査に取り組む日本の自治体の活動を支援していきます。

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