全豪日本語教育シンポジウム(The National Symposium on Japanese Language Education)が、11月2日(金)と3日(土)にシドニー工科大学で開催されました。2年に一度、メルボルン市とシドニー市で交互に開催しているもので、シドニー市での開催は4年ぶりとなります。このシンポジウムは、州の垣根を越えて、あらゆる教育段階の日本語教師を対象としているものであり、とても貴重な機会となっています。
2018年度のテーマは、日本語学習者の増加(Bigger)、多様で革新的なプログラムの提供(Broader)、日本語学習者を支援する教育者のスキルと教育システムの向上(Better)でした。日本の美しい詩を題材にした日本語学校教育に関するセッションなど、様々な40以上のセッションが2日間を通して実施され、参加者が積極的に質問している様子が印象的であり、日本語教育への関心の高さが伺えました。(谷本所長補佐)