全豪自治体専門家協会(LG Professionals Australia)の2020年年次会合が、12月1日(火)から12月2日(水)までの日程でキャンベラにおいて開催されました。
今回は新型コロナウイルスの影響もあり、オンラインでの参加も可能な形での開催となりました。オンラインで参加した自治体職員は、各州の州都等に集まり、会議に参加しました。
LG Professionals Australiaは、自治体職員の能力向上、ネットワーク構築、自治体の直面する共通課題に関する意見交換等を目的に設立されました。LG Professionals Australiaでは、現在の自治体の共通課題として①財政的持続可能性、②気候変動と自然災害管理、③多様性と包括性、④労働力開発等を挙げており、今回の会合においてもこれらの課題に関連したプレゼンテーション等が行われました。
クレアシドニー事務所は会場の一角にPRのスペースをいただき、直近の活動状況の説明、日本で開催予定の大規模国際スポーツ大会(東京オリンピック・パラリンピック競技大会、ワールドマスターズゲームズ関西)のPRや、日本各地の観光情報の提供などを行いました。また、海外自治体幹部交流協力セミナーへの参加経験者とも再会し、自治体管理者とのネットワークを強固にすることができました。
クレアシドニー事務所では、今後ともオーストラリアにおける地方行政の動向の把握に取り組み、日本の地方自治体への活動支援等に役立ててまいります。
(市之瀬所長補佐)