9月25日(水)、出入国在留管理庁の木元祐衣研究員がクレアシドニー事務所に来訪されました。出入国在留管理庁は、法務省入国管理局が格上げされる形で、2019年4月に法務省の外局として設置された日本における出入国管理や外国人材の受け入れ等を所管する中央政府機関です。 木元研究員は、長い移民受入れの歴史を有するオーストラリアにおける移民・難民の社会統合政策について行政機関等から知見を得て日本における在留外国人の受入れ環境整備の参考とすべく、オーストラリアを訪問しました。クレアシドニー事務所訪問の際には、佐々木所長補佐がオーストラリア多文化主義政策について説明し、意見交換しました。 日本では、2019年4月より新しい在留資格が創設されたことで外国出身住民の更なる増加が見込まれており、外国人材の受け入れに係る取組がより一層求められています。クレアシドニー事務所は、引き続き多文化主義が社会に根付くオーストラリアにおける取組について知見を深めていくとともに、得られた知見を日本の地方自治体への活動支援等に活かし、多文化共生のまちづくりを支援していきます。