11月25日(月)、「豪州多文化主義政策交流プログラム」に参加した名古屋市観光文化交流局の石山主事が、同プログラム終了後に、オーストラリアにおける留学生誘致や留学生支援施策についての独自の調査活動をシドニーで実施しました。
石山主事は、シドニー市役所を訪問し、国際交流部門の担当者からシドニー市の留学生の誘致施策や留学生への生活支援、職業訓練プログラムなどについてヒアリングを実施しました。シドニー市役所でのヒアリングには、ニューサウスウェールズ州政府の組織であり、同州の留学生への支援を行っているStudy NSWの担当者も同席しました。
また、石山主事は名古屋市立大学と国際交流協定を結んでいるニューサウスウェールズ大学を訪問し、同大学の留学生支援策や、留学生がオーストラリア入国当初から卒業しオーストラリアを離れるまでの間にわたる支援ネットワークを創り出すための行政や民間団体との連携施策についてディスカッションを行いました。さらに、同大学に在籍する日本人留学生や日本への留学経験がある、あるいは日本への留学を熱望している学生と面会し、行政に求められる留学生支援策について意見交換を行いました。
石山主事の調査活動に際して、クレアシドニー事務所では事前のアポイントメント取得などの連絡調整や同行支援を行いました。
クレアシドニー事務所では、引き続き日本の自治体の海外調査活動を支援していきます。