８月２日、シドニー・オペラハウスで『料理の鉄人』らが海外で日本の食文化を発信するイベント「エクスペリエンス・ジャパン2017」が開催され、道場六三郎氏、坂井宏行氏、陳建一氏、神戸勝彦氏など歴代の『鉄人』らの手による至高のディナーが振舞われました。当事務所は、当イベントに参加した愛媛県の出展を支援するとともに、別日程で行われたサイクリング団体、旅行業関係者への訪問を支援しました。
イベントには、日本から新潟県、長野県、徳島県、愛媛県、沖縄県が参加し地元食材を提供するとともに、ディナーまでの間オペラハウス内でそれぞれブースを構え、物産や観光をPRしました。愛媛県のブースでの柑橘系ジュース、ピール、味噌などの試食が好評で、終始行列が途切れることがありませんでした。
続く８月３日は、担当が二手に分かれ、関連イベント対応と現地旅行業者への営業訪問にそれぞれ同行しました。１つは、エクスペリエンス・ジャパン2017の関連として、『料理の鉄人』らがシドニー市内の調理師専門学校「William Angliss」の学生らと交流するイベントに同行しました。学生らが『鉄人』から手ほどきを受けながら新潟、長野、徳島、愛媛、沖縄各県の食材を使ってオリジナル料理を作ったほか、陳建一氏・健太郎氏親子による麻婆豆腐の実演や、「ラテアート」世界チャンピオンの山下修正氏のラテアート体験教室などが行われました。未来を担うシェフらに日本一流の技術と食材をPRした貴重な機会となりました。
もう一方は、愛媛県担当者に同行し、シドニー市内の旅行会社やメディア関係者などを営業訪問しました。愛媛県側からは地域の名所や見所のほか、特にPRに力を入れているしまなみ海道のサイクリング・ツーリズムを紹介し、今後のPRに向けてアドバイスや提案をいただくことができました。このほか、同行は求められなかったものの、ニューサウスウェールズ州やビクトリア州のサイクリング関連団体への訪問アポイントメントも行いました。
以上、エクスペリエンス・ジャパン2017出展に合わせ多様な活動支援となりましたが、滞りなく業務を遂行でき、また愛媛県担当者からも大いに感謝の言葉をいただきました。愛媛県では、県産品の販路拡大、インバウンド等に一層取り組んでいくとのことで、当事務所も引き続き支援をしてまいります。
