4月12日(金)、ニューサウスウェールズ州キラウィーにある日本語たんけんセンターを視察しました。1999年に設立された同施設は、NSW州内で日本語を教えている公立・私立学校に通うKindergartenから12年生(4歳から18歳)の児童・生徒を対象としたNSW州政府の日本語教育施設で、昨年は年間で118校2,511名の生徒が同施設を利用しました。
プログラムは10時から14時までの1日4時間の構成で、年齢や能力に応じた教育内容となっているほか、グループ対抗でクイズやゲームを実施しながら楽しく日本語を学習するなどの工夫が随所に見られました。
また、同施設は、日本の家を模した造りとなっており、畳の敷かれた部屋には、床の間や障子があるほか、施設内には日本庭園もあり、日本の文化や生活様式についても学ぶことができます。
同施設での日本語学習をきっかけに、一人でも多くの学生が日本への関心を高め、将来JETプログラムに参加し、日豪の架け橋として活躍してくれることを期待しています。