タロンガ動物園で、シドニー姉妹都市委員会によるユーカリの植樹式が行われました。
この植樹式は、コアラがはじめて日本の東山動物園に贈られてから30年間にわたり両動物園の架け橋として活躍されてきた、元東山動物園長 鹿島英佑氏を悼んで行われたもので、姉妹都市委員会の委員長やタロンガ動物園の副園長から追悼の言葉が述べられたのち、順次、委員や飼育員のみなさんから、ユーカリの根に土がかけられていきました。
鹿島元園長のコアラの生態についての研究熱心さは、ユニークなお人柄とともにタロンガ動物園のみなさんに、少なからぬ影響を与えた様子が偲ばれました。
名古屋市とシドニー市は、今年、姉妹都市提携35周年を迎えますが、今後もこうした交流が様々な分野で多くの姉妹都市間で継続されることを期待します。
シドニー姉妹都市委員会が故東山動物園長を悼むユーカリ植樹式(5月5日)
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