12月11日から13日かけ、オーストラリアにおける離島自治体の振興施策の調査のため、サウスオーストラリア州のカンガルー島を訪れました。カンガルー島は人口4,500人ほどの小さな自治体ですが、オーストラリアで有数の観光地であり、豊かな自然景観を楽しむために年間250,000人以上の観光客が島を訪問しています。今回の出張では、まずカンガルー島の市役所及び観光センターを訪れ、州政府と連携した観光振興、定住促進・雇用創出に関する現在の取組などについて話を伺い、その後、島内を視察しました。次にアデレードに移動し、州政府のカンガルー島の担当理事であるWendy Campana氏に面会し、地域振興に関するコミッショナーとしての役割やカンガルー島を取り巻く状況などについて話を伺いました。日本においても、離島を持つ地方自治体にとってその振興は重要な施策の一つですので、有益な情報が集められるよう、今後も調査を続けてまいります。