2月19日、ニュージーランド・ティマル市で同市と北海道・恵庭市の姉妹都市締結10周年記念式典が開催され、当事務所も出席しました。
まずティマル市役所の正面広場でマオリの歓迎儀式が行われ、続いて、記念の銘板が披露されました。次に、ティマル市議会の議場で、高田駐ニュージーランド大使が祝辞を述べ、原田恵庭市長が北海道文教大学の学生と一緒に恵庭市の魅力について、また、デイモン・オデイ ティマル市長がティマルの魅力についてそれぞれ紹介し、両市の参加者はお互いの都市の魅力について理解を深めていました。その後、相互に記念品の贈呈を行ない、両市の参加者同士が歓談をして交流を深めていました。記念式典後、恵庭市一行はティマル経済開発機構とティマル市の職員の案内で、ティマルの産業視察としてサーモン養殖場やポテトチップス製造会社、搾乳ロボットが導入されている牧場などの視察と観光用列車体験を行いました。
翌20日は、ティマル市立図書館を訪問し、平成20年から続いている図書交流として日本の本を贈呈するとともに、恵庭市の児童が描いた絵を贈呈しました。これらの絵は、後日、図書館内の子供図書館に飾り、来館者に楽しんでもらう予定とのことでした。夕方には、ティマル商工会議所主催の懇談会が開催されました。恵庭市の訪問団には恵庭商工会議所副会頭も参加しており、商工会議所同士の交流も深めていました。
当事務所は、記念式典への出席に加えて、市内視察や懇談会などで恵庭市職員のサポートや両市の出席者間の通訳などの交流支援を行いました。
両市は平成15年度より青少年交流を行い、また、経済や文化などの交流も積み重ねており、当事務所は、引き続き、両市の姉妹都市交流をサポートしていきます。