2月12日(水)、クレアシドニー事務所職員は、ニュージーランドのパーマストンノース市役所を訪問しました。
パーマストンノース市では、近年、海外出身住民が増加しており、人口の20%を占めています。また、今後さらに海外出身住民が増加し、民族多様性が大きく高まると見込まれています。
昨年3月には、広島県三原市と姉妹都市提携を締結するなど国際交流を積極的に進めているところです。
今回の訪問では、パーマストンノース市役所職員の方々の親切な対応のお陰で、パーマストン市がニュージーランド出入国管理局の認定を受けて積極的に進めている一連の移住者支援施策「ウェルカムコミュニティーズ」の取り組みの内容や、市内の多彩かつ多数のコミュニティーとの活発なコミュニケーションなどについて、幅広く学ぶことができました。また、市内のコミュニティーの多様性を祝して毎年1週間にわたり開催しているパーマストンノース多文化祭に参加する予定の「パーミー(パーマストンノースのニュージーランドでの愛称)グローバル大使」のお二人からも、その活動状況を聞くことができました。
クレアシドニー事務所では、引き続き、ニュージーランド及びオーストラリアの地方自治体等で進められている多文化共生の取り組みに関する調査研究を進め、日本の地方自治体の多文化共生のまちづくりを支援していきます。