8月22日(月)~26日(金)、福岡県の国際人財育成事業として、県内の大学生・短大生10名がシドニーを訪問しました。期間中、参加者は「観光業」「不動産・貿易業」「飲食業」の3グループに分かれて、現地の日本企業計12社を訪問し、海外ビジネスを学び体験しました。
クレアシドニー事務所は、今回、参加者が訪問する企業や日本政府関係機関との事前調整や、研修期間中の同行といった支援を行いました。また、研修初日にはクレアシドニー事務所に来訪いただき、オーストラリアの特徴的な人口トレンドや多文化主義政策、姉妹都市を中心とした日本との友好関係について学習いただきました。
今回参加した大学生の中には、2020年初旬から蔓延した新型コロナウイルス感染症の影響により、入学時から通常と異なる学生生活を余儀なくされ、さらに海外留学の計画も変わってしまった学生もいました。そうした中、今回の海外研修のおかげで、自身の将来像とキャリア形成イメージが掴めた参加者も多かったことと思います。クレアシドニー事務所では、こうした国際人財の育成を試みる日本の自治体の活動を支援していきます。