11月14日(月)から19日(土)までの日程で、「豪州多文化主義政策交流プログラム」をメルボルンにて開催しました。
このプログラムは、自治体職員及び地域国際化協会職員等が、全人口の約3割が海外生まれという豪州における多文化主義政策や先進的な取り組みを実地で学び、日本における多文化共生施策の企画立案等に役立ててもらうことを目的に毎年開催しているものです。
今回は、コロナ禍の影響で、3年ぶりの実地開催となりましたが、全国から13人の参加者をお迎えすることができました。参加者は、ビクトリア州消防庁やメルトン市などの政府機関、学校、NPOなど合計9の機関を訪問し、それぞれの先進的な取り組み事例を学びました。また、各機関の職員との意見交換で、率直な意見や貴重な情報を得ることができました。
クレアシドニー事務所は、引き続き多文化主義が社会に根付くオーストラリアにおける取組について知見を深めていくとともに、得られた知見を日本の地方自治体への活動支援等に活かし、多文化共生のまちづくりを支援していきます。