8月7日(水)、ニュー・サウス・ウェールズ州のサザン・クロス大学リズモアキャンパス 内にあるトニー・グリン神父日豪センター 創立20周年イベントが開催され、クレアシドニー事務所は、同大学から招待いただき、参加しました。
キャンパスがあるリズモア市は、戦後の反日感情が厳しい中で、日豪の和解を推進するために活動したトニー・グリン神父の故郷です。また、リズモア市は奈良県大和高田市と姉妹都市提携しており、その関係は日豪姉妹都市提携第1号として知られていますが、提携には弟のポール・グリン神父が大きく関わっています 。
トニー・グリン神父日豪センターは、グリン神父兄弟の日本への深い愛に感動したサザン・クロス大学のマクラレン温子氏の尽力により建てられ、今年創立20周年を迎えました。
日豪の関係者約100人が参加した記念行事には、トニー・グリン神父が生前住んでいた奈良県で親交があった方々が日本から多く訪れ、没後30周年の節目に故人の人柄や当時の思い出を振り返りました。また、トニー・グリン神父の尽力によって現在の良好な日豪関係があることを参加者全員が深く噛みしめていました。
当日は、大和高田市からの高校生5人 が短期の交換学生としてリズモア市に滞在 しており、記念行事終了後、トニー・グリン神父の功績を記録した映画『愛の鉄道』を鑑賞するとともに、マクラレン温子氏とこれまでの日豪関係の歩みについて意見を交わしていました。
クレアシドニー事務所は、長年にわたるグリン神父兄弟を中心とした関係者の皆様による日豪交流の取組に感謝の意を表し、引き続き、姉妹都市交流活動を積極的に支援していきます。
トニー・グリン神父日豪センター創立20周年イベントについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
グリン神父兄弟の功績について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。