12月9日、シドニー市・タンバロンパークMatsuri Japan Festival 2017が開催され、当事務所はブース出展を行いました。シドニーに在住する日本人が、地元のオーストラリア人と一緒になって交流を図る日本文化紹介イベントとして、2006年から開催されています。
会場では、日本紹介ブースとして、総領事館、JNTO、全日空や日本航空などのほか、自治体では静岡ツーリズムビューローと沖縄県が参加していました。また、日本食の屋台、いけばなや習字、折り紙が体験できるワークショップ等が軒をつらね、メインステージでは太鼓やダンスなどのライブパフォーマンスで会場を盛り上げました。なお、オープニングセレモニーでは、長年にわたり当イベントの発展に尽力された方々に感謝状が贈られました。
当事務所は、自治体に対し共同出展者を呼びかけ、共同ブースの無償提供や事前準備と運営についてサポートを行い、山梨県、名古屋市、阪神堺三都市外客誘致実行委員会(大阪市、神戸市、堺市、関西空港、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで構成)、和歌山県及び香川県観光協会に参加をいただきました。昨年に引き続き、自治体がプロモーションを行うきっかけを提供することが狙いでしたが、参加された職員の方々に現地において対面でPRする経験だけでなく、日本に対する反響と関心の高さを感じていただけたと考えています。
クレアブースには終始たくさんの来場者が立ち寄られ、関心のある地域の観光パンフレットを持ち帰ってもらいました。東京、京都、大阪の「ゴールデンルート」や北海道の人気は変わらず高いものの、訪日経験のある方や実際に旅行を検討している方も多く、ポピュラーな旅行地の更に先に興味・関心が移りつつあるようです。終了予定時間前に持参した分はほぼ配布終了となり、共同出展者らも準備した分はほぼ配り切りました。また、イベント運営側の計らいで急きょステージでブースのPRする機会をいただき、共同出展者らと地域の見所などを紹介することができました。
なお、イベント事務局の発表では55,000人の入場者数を記録したとのことで、昨年の30,000人から大幅な増となりました。共同出展者も含め全体で準備したパンフレットのほぼ全て、約10,800部を持ち帰ってもらうことができました。
共同出展者方式を採用して今年で2年目となりますが、参加団体が3から5団体に増えるなど、自治体からの関心が高くなってきており、来年度も引き続き当事業を継続していきます。また、当事業はきっかけ作りであるため、参加した共同出展者のその後の動向にも注目していきます。
Matsuri Japan Festival 2017への出展(12月9日)
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