カウラブレイクアウト80周年慰霊行事に参加しました/福岡県、新潟県上越市への活動支援

 8月4日から5日にかけて、クレアシドニー事務所はカウラブレイクアウト80周年慰霊行事に参加しました。
 第二次大戦当時、連合軍により捕虜収容所が置かれたカウラ市では、1944年8月5日未明に日本人捕虜の集団脱走事件(カウラブレイクアウト)が発生し、235人の犠牲者(オーストラリア人の収容所衛兵4人を含む)が発生しました。
 戦後カウラ市を中心に日本との和解や日豪の戦争犠牲者の慰霊の取り組みが行われてきたことから、カウラ市は戦後の日豪和解を象徴する地と呼ばれており、また市内には南半球で最大と言われる日本庭園があり、特に桜の季節にはたくさんの観光客が来訪します。
 1944年に起きたカウラブレイクアウトから80周年を迎え開催された本行事では、たくさんの日豪関係者による慰霊が行われました。一連の行事には両国の学生も多く参加しており、これまでの和解や交流を未来へ繋ぐ大切な役割を果たしていたことは印象的でした。
 日本から福岡県知事、県議長を含む訪問団や、上越市副市長を含む訪問団が来訪し、慰霊に参加していました。
 クレアシドニー事務所は両自治体の訪問にかかる事前調整やアテンド、アポイントの取得などの活動支援を行いました。日豪間の草の根交流が今後とも継続していくよう、引き続き、支援してまいります。

 

カテゴリー: Other Activities, Support Services Achievements

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  •  環境問題への取組を調査するため、7月下旬~8月上旬にかけて滋賀県立彦根工業高等学校の高校生1名および引率者1名がオーストラリアを訪問し、クレアシドニー事務所は、7月29日にはオーストラリアの概要(文化、風習等)についてブリーフィングを実施し、7月31日にはブリスベンの訪問先企業へのアテンド行いました。

    ブリスベンの訪問先においては、カーボンニュートラルの観点から、カギケノリという海藻を用いて畜産動物が排出するメタンガスを減少させる取り組みについての情報を得ることができました。生徒が、将来は自らも環境のための取り組みを実施したいとの思いから、積極的にミーティングに臨んでいる姿が印象的でした。

    当事務所は今回、ブリーフィング及びアテンドのほか、ブリスベンの訪問先企業に対するアポイントメント取得のサポートも行いました。
     クレアシドニー事務所は、今後もオーストラリアでの調査に取り組む日本の自治体の活動を支援していきます。

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  •  名古屋市とシドニー市の姉妹都市交流は、2025年に45周年を迎えます。11月24日(金)には、豪州多文化主義政策交流プログラム(11月27日から12月2日まで)参加にあわせて渡豪した名古屋市職員がシドニー市役所を訪問しました。
     両市の姉妹動物園(タロンガ動物園と東山動物園)の交流の状況や名古屋市における国際交流についての情報共有に加えて、2023年12月に予定されている松雄副市長のシドニー市訪問の事前打ち合わせが行われ、クレアシドニー事務所はこの訪問をアテンドしました。
     節目の年を2年後に控え、両市の交流がさらに活発になるよう、クレアシドニー事務所は引き続き支援して参ります。