2024年11月15日から16日にかけて、全豪日本語教育シンポジウムがシドニーで開催されました。初等教育から高等教育まで、すべての段階における日本語教育の研究および実践の発表、州や教育段階を越えた情報交換やネットワークの構築および強化を目的とした全豪規模のシンポジウムで、国際交流基金とモナシュ日本語教育センターの共催で2年に1度開催されています。
今回は、全豪の日本語教育関係者約200名が参加し、2日に渡り30本以上の発表・講演が行われました。英国の語学学習コンサルタントのジョー・デール氏による基調講演「AI-Enhanced Japanese: Personalising the Learning Journey」においては、日本語教育に活用できるAI機能が紹介され、将来の日本語教育の姿について意見が交わされました。
クレアシドニー事務所も、本シンポジウムに出展し、クレア事業(学校交流、JETプログラム等)とオーストラリアとの姉妹都市自治体のPR、訪日教育旅行に関するアンケートなどを行いました。また、ブースでは、参加者とのネットワーキングを通じて、豪州の日本語教育関係者との連携強化を図りました。今後とも、日本とオーストラリアの学校交流支援のための取り組みを実施して参ります。