5月27日(日)午前9時から午後4時まで、サウスバンクにあるMelbourne Convention and Exhibition Centreでスキーリゾートの見本市であるSnow Travel Expoが開催されました。当職はブース出展した石川県の依頼を受け、PR活動を支援しました。昨年度も石川県のブースで支援した経験を踏まえ、昨年度受けた質問をもとに準備をして臨みました。
石川県にはスキーリゾートはあるものの、小規模かつ初心者向けで、雪質もパウダースノーではありません。そこで、スキーで誘客するのではなく、雪質の良さで知られる白馬やオーストラリアの観光客の間で人気の高いスノーモンキーの生息する地獄谷野猿公苑(長野県)に近接した立地を生かし、スキー客に、スキーだけでなく日本文化も体験しませんかというアプローチで誘客するという戦略を採用しています。
石川県は武家文化の色濃く残る土地柄であることから、「サムライの街」として紹介したところ興味を惹かれる方が多く、手ごたえを感じました。また、東京、京都、大阪や広島での観光と、スキー旅行を組み合わせたいという方には行程に組み込みやすいという点も喜ばれました。
イベント終了後は、今回の支援中に受けた質問等を石川県に報告しました。当事務所は、今後も石川県の観光PRに協力してまいります。
また、昨年度多文化セミナーでお世話になった方々にメールでイベントをお知らせしたところ、ビクトリア州政府首相内閣府多文化共生課のパトリシアさんは州政府の多文化政策に関する公式サイトでイベントを告知してくださいました。また、メルボルン都市消防局のオーウェンさんは会場に足を運んでくださいました。今後もメルボルン出張の機会をとらえ、構築したコネクションの維持・発展に努めてまいります。