12月2日(月)と3日(火)の2日間、青森県黒石市から中高生4名、三味線奏者1名、職員2名が、子ども同士の交流と文化交流を目的にオーストラリア・ブラックタウンのTyndale Christian Schoolを訪問しました。現地の小学6年生から高校3年生まで約150名の生徒たちと、日本三大流し踊りの一つとされる「黒石よされ」を通じた交流が行われました。
黒石市の中高生たちは、津軽民謡「津軽じょんから節」や「津軽あいや節」の美しい手踊りや力強い唄を披露し、さらに三味線奏者による迫力ある「津軽三味線」の実演を行いました。現地の生徒たちはその迫力と美しさに引き込まれ、熱心に見入っていました。また、津軽三味線の体験や「黒石よされ」の踊り方のレクチャーも実施し、生徒たちは積極的に黒石市の中高生と交流しました。
最後にはみんなで一緒に黒石よされを踊り、笑顔と熱気で大いに盛り上がり、日本文化に触れていただく貴重な時間となりました。
さらに、3日(火)の午後には、国際交流基金シドニー日本文化センターにて「黒石よされワークショップ」も開催され、多くの方々にご参加いただきました。参加者の皆さんは、黒石市の中高生による踊りや唄の高い技術に感嘆しつつ、楽しく踊りを体験していただきました。黒石市の伝統文化を存分に楽しみながら、その魅力に触れていました。
クレアシドニー事務所は、黒石市からの依頼を受け、現地でのサポートを行いました。今後も黒石市とオーストラリアの学校や地域との文化交流がさらに深まるよう引き続き支援してまいります。