12月18日(火)、大阪市はメルボルン市との姉妹都市提携40周年を記念して、メルボルン市で記念行事を開催しました。当事務所からは、赤岩所長と成田所長補佐が出席しました。
第一部のフォーラムは、吉村洋文市長の節目の年を祝うプレゼンテーションで始まりました。そして、両都市は英国エコノミスト誌の「2018年世界で最も住みやすい都市ランキング」の第2位及び第3位にランクインしていることもあり、パネリストから大阪市及びメルボルン市のユーモアを愛する市民気質を含めた都市の魅力が幅広く紹介されました。特に、大阪市は、2019年G20サミット首脳会議の開催、2025年の万博開催など、大規模国際行事が、今後、相次いで開催されることが紹介されました。
第二部のセミナーでは、観光地としての大阪の魅力が紹介されました。大阪城、海遊館、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンといった施設から、お好み焼きやたこ焼きといった大阪の「粉もん」文化まで、大阪を目いっぱい楽しむための情報が提供されました。
セミナー後のレセプションでは、サリー・キャップメルボルン市長、松永一義在メルボルン日本国総領事からも挨拶がありました。大阪の食文化はだし文化であることから、会場ではだしのデモンストレーションが実施され、出席者は、うどんと共にだしを味わいました。
一日を通じて、両市関係者が相互理解を深める機会となりました。両市の間では、2018年に大阪市の御堂筋とメルボルン市のスワンストンストリートの姉妹ストリート協定が締結されるなど、特色のある交流事業が進められきているところでして、クレアシドニー事務所は、今後も両市の交流を支援してまいります。