大村秀章愛知県知事が7月12日から13日まで当地を訪問され、当事務所では、在外公館や政府関係機関の協力のもとシドニーにおける活動支援を実施しました。
当地への訪問に先立って、大村知事はオーストラリアのVIC州も訪問されました。愛知県はオーストラリアのVIC州と姉妹州関係にあるため、州都メルボルンでは、VIC州チェルノフ総督を始めとする同州政府の要人と懇談を重ねられるとともに、JETSTAR航空に対する中部国際空港への直行便開設に向けたエアポートセールが行われました。
シドニーでは、滝川伸輔前当事務所長からのブリーフィング、ボタニー湾及びシドニーハーバーの視察、シドニー港湾コーポレーションからの事業概要聴取、国際交流基金日本文化センターへの愛知トリエンナーレへの広報の協力依頼、在シドニー日本国総領事の主催による愛知県からの進出企業の関係者等との懇談、さらには、QANTAS航空に対する中部国際空港への直行便開設に向けたエアポートセール等が行われました。
シドニー港と名古屋港は2010年に姉妹港提携を結んでいます。シドニー市と名古屋市は、既に姉妹都市提携を1980年に締結しており、これまでも幅広い交流を行ってきましたが、この延長線上での継続的な交流から両港の姉妹港提携が実現したものです。愛知県知事は、現在名古屋港管理組合の管理者も兼職(名古屋市長と2年交代で就任)していますが、今回が始めてシドニー港の訪問となり、シドニー港に関する理解を深めていただくことができたと考えています。