6月9日、横浜市港湾局への活動支援を行いました。伊東港湾局長をはじめとする訪問団は、横浜港とメルボルン港の貿易協力港提携30周年の記念行事のため来豪し、それに先立ち、シドニー港にて、国際旅客ターミナル、物流会社を訪問しました。これに併せて、当事務所から、同ターミナルにて、利用者、来訪者の目線からのシドニー港の現況、イベントの実施状況等を説明しました。
この説明の際に、「自治体国際化フォーラム」本年1月号のクルーズ船特集の記事を提供し、シドニー港でのクルーズ船の状況についても説明を行いました。先方も大変な関心を示していただき、横浜港のクルーズ船寄港回数が長らく国内1位を保っていたところ、昨年博多港・長崎港に抜かれて3位となり、更に今年は那覇港、石垣港にも抜かれる可能性があるとの話を聞きました。いずれも中国から来訪のしやすい港湾であり、大きく実績が伸びているようです。今般の訪問を通じて、老舗横浜港の更なる奮起、良い意味での港湾間の競争が期待されます。